漁師から直接魚を買える!移動販売車「港川丸」を導入 八重瀬の港川漁協


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移動販売車「港川丸」出発式=3月16日、八重瀬町の港川漁港構内

 【八重瀬】八重瀬町の港川漁業協同組合は、漁業者が直接商品を販売する移動販売車「港川丸」を導入した。保冷車仕様の軽トラックで、新垣安弘町長から港川漁協刺網部会の具志堅隆会長への引き渡しセレモニーが16日、港川漁港構内であった。

 移動販売車は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが落ち込む中、漁業経営の安定化や地産地消の推進、地域の買い物弱者の支援を図ることを目的とする。

 あいさつで具志堅会長は「釣った魚をさばいて、この港川丸を活用して人が集まる場所などで販売して漁業者を元気にしていきたい」と感謝を述べた。
 (喜屋武幸弘通信員)