石垣島に夏が来た ひと足早い海開き 初泳ぎは「ちょっと寒い」 


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海びらき宣言の後、海に入って遊ぶ子どもたち=19日、石垣市川平の底地ビーチ

 【八重山】サマーシーズン到来のPRと今年の海の安全を祈願する「日本最南端! 八重山の海びらき」が19日、石垣市川平の底地ビーチで開かれた。地元の川平小中学校の子どもたちによる海びらき宣言の後、初泳ぎがスタート。大勢の海水浴客が一斉に海に飛び込み、夏の訪れを満喫した。

 この日の石垣島の気温は25度近くまで上昇するも、時折、雲が日差しを遮る天気だった。初泳ぎを楽しむ海水浴客の中には、寒そうにする人の姿もあった。友人らと訪れた、長田莉羽(りう)さん(13)は「海で遊ぶのは楽しかったけど、少し寒い」と話した。

 「海びらき」は、八重山ビジターズビューロー(YVB)が主催した。YVB会長の中山義隆石垣市長は主催者を代表し「八重山諸島の海の行事やマリンレジャーが、無事故で快適なシーズンであることと、新型コロナウイルス感染症が一日も早く収束し、観光地に活気が戻ることを祈念する」とあいさつした。

(西銘研志郎)