統一地方選の公認、10人擁立目標に 立民県連が定期大会


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党勢拡大に向けガンバロー三唱で気勢を上げる立憲民主党県連の喜友名智子代表(右から4人目)ら=26日、那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城

 立憲民主党県連(喜友名智子代表)は26日、那覇市内のホテルで定期大会を開いた。参院選と県内統一地方選での党勢拡大、9月の県知事選での玉城デニー知事再選などに取り組み、「党の存在を高める」ことを目標に掲げた2022年度活動方針・計画案を全会一致で承認した。

 統一地方選は10人の公認候補擁立を目指す。各選挙の体制整備のため、衆院小選挙区別に設置する4支部のうち、1、2区に暫定総支部を設立したことを報告。屋良朝博前衆院議員の3区総支部長就任も発表された。

 一般・協力党員1千人を目標に、「立憲・22世紀沖縄ビジョン(仮称)」策定に取り組むなど政策発信も強化する。喜友名代表は「大きな選挙が控えている。党勢拡大とともに県民の信頼を得るための活動を展開していかなければならない」とあいさつした。

 7月の参院選で改選を迎える伊波洋一氏、沖縄市長選に立候補する森山政和氏も出席した。

(大嶺雅俊)