【竹富】西大舛高旬前竹富町長の辞職に伴う町長選(4月12日告示、同17日投票)で、町議の那根操氏(70)が29日、町西表島で記者会見し、立候補を正式に表明した。
会見で那根氏は「透明な町政運営を基本とし、全ての町民の暮らしを向上させる」と語り、町政の信頼回復を目指す考えを示した。自民党竹富町支部長を辞任し、無所属で選挙戦に臨む意向を示している。
那根氏は1952年2月生まれ、町西表島祖納集落出身。八重山農林高卒。郵便局に32年間勤務し、西表島郵便局長などを務めた。2014年の町議選に初当選し、現在2期目。
町長選には、元町教育委員会職員の前泊正人氏(44)も出馬予定。
(西銘研志郎)