女性が100歳まで元気に生きるには?「自信持って前向きに歩んで」101歳がZ世代に伝えたこと 国際女性デー


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国際女性デーのイベントに参加し、会場を沸かせた山城ウメトさん(左から2人目)と学生ら=21日、北中城村のイオンモール沖縄ライカム

 【北中城】“百歳の手習い”で始めた絵手紙が本紙絵手紙欄の再開第1回を飾り話題になった山城ウメトさん(101)=読谷村=をゲストに迎えた「女性の生き方を考える」イベントが21日、イオンモール沖縄ライカムであった。「苦しくなった時は楽しいことを思い出す」「何事にも挑戦し、一番を目指す」など次々と繰り出されるウメトさんの“金言”に、会場に訪れた100人の聴衆は元気をもらった。

 「HAPPY WOMAN」=東京=が国際女性デー(3月8日)に合わせて全国で展開してきた締めくくりの県内イベント。お笑いコンビ「キャン×キャン」のゆっきーさんの司会で當間佳奈さん=琉大4年、上地桜子さん=沖国大3年、末吉末空さん=沖大2年=が登壇し、ウメトさんに質問した。

 「人生100年の秘訣(ひけつ)は?」「楽しみ、生きがいは?」「苦労したことは?」「元気の源は?」「50年前、復帰して思ったことは?」など、3人の学生が次々質問した。

 ウメトさんは「60代で琉球古典音楽の師範免許」「舞踊も習い、80歳で観光施設に就職」「子どもには怒らない、褒める」などと間髪を入れず応じた。

 ウメトさんから「自信を持ち、くよくよせず前向きに歩んで。うちなーの肝心(ちむぐくる)も大切にしてほしい」とメッセージを送られた学生は「積極的で元気な生き方、あふれるパワー、エネルギーに圧倒された。気付きや人生のヒントをたくさん学んだ」と感激していた。
 (岸本健通信員)