かりゆしウェア「闘牛柄」が最優秀賞 内閣府サイト「OKINAWA41」でコンテスト


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「かりゆしウエアデザインコンテスト」で最優秀賞を獲得した「琉球トライバル闘牛」(内閣府提供)

 【東京】西銘恒三郎沖縄担当相は3月29日の閣議後会見で、2021年度のかりゆしウエアデザインコンテストの結果を発表した。応募398件の中から、闘牛をモチーフにした絵柄を配した港川勇真さん(27)=北谷町=の「琉球トライバル闘牛」が最優秀賞に選ばれた。838件の応募があったフォトコンテストは立花麻留久(まるく)さん(27)=東京都=の「ちっぽけな自分」が選ばれた。

 作品は内閣府が運営するインターネットサイト「OKINAWA41」で募集した。

 港川さんは、サモアなど太平洋諸島に伝わる「トライバル」を思わせる図柄を使って2頭の牛が角を突き合わせる様子を描いた。「伝統性とフレッシュさを組み合わせた」とコメントを寄せ、受賞を喜んだ。

 立花さんは、美しい海岸線が望める宮古島市伊良部の白鳥岬の夜景をフィルムに収めた。

 「星々のように一つ一つが輝いて合わさることにより希望や可能性が生まれる」と思いを込めたという。

(安里洋輔)