瀬長島に新ホテル24年開業へ 東急、客室オーナー制も


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地鎮祭でくわ入れをする東急の金山明煥執行役員ホスピタリティ事業部長(右)ら東急グループ関係者=3月30日、豊見城市の瀬長島

 【豊見城】東急(東京都、高橋和夫社長)と東急不動産(東京都、岡田正志社長)は1日、豊見城市の瀬長島に2024年4月の開業を予定する、ホテルコンドミニアム「ストーリーライン瀬長島」の新築工事を着工した。それぞれの客室を販売し、購入者はオーナーとして優先的に客室を使用できるほか、東急シェアリングを通じて貸し出すこともできる。販売は今夏開始。

 ホテルは客室数101室の鉄筋コンクリート造りで8階建て。敷地面積は約3800平方メートルで、客室の半数以上が55平方メートルを超える。プールやレストランなども備える。

 3月30日の地鎮祭には関係者ら約40人が参加し、工事の安全を祈願した。東急の金山明(あき)煥(のり)執行役員ホスピタリティ事業部長は「東急グループの力を結集し、新たなブランド『ストーリーライン』をいいプロジェクトにしていきたい」と述べた。

 (照屋大哲)