手話普及団体ら30人が海岸清掃 波の上ビーチ


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海岸清掃をした沖縄DEAFシーサーや事前に募集したボランティアのメンバーら=3日、那覇市の波の上ビーチ

 県民への手話の普及啓発に取り組む沖縄DEAFシーサー(坂口健二代表)は3日、那覇市の波の上ビーチ(辻側)で海岸清掃をした。ごみ袋約25袋分の枯れ葉や枝、ペットボトル、大量の軽石などを回収した。DEAFシーサーのメンバーや事前に募集したボランティアら約30人が参加した。

 DEAFシーサーが海岸清掃をするのは今回が初めて。同会の島袋恵さん(57)らが、北部の海岸を訪れた際、大量の軽石が浜辺に漂着している様子を見てどうにかしたいと思ったのがきっかけだった。同会の事務所が那覇市にあるため、身近なところから活動を始めようと今回の海岸清掃に取り組んだ。

 清掃後のビーチを見た坂口代表は「少しはきれいになったが、まだまだ。沖縄は海がきれいなイメージがある。それを取り戻せるよう活動を続けていきたい」と語った。
 (狩俣悠喜、写真も)