琉球大学・大学院の2022年度入学式が5日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。本年度は学部1610人、大学院304人の計1914人が入学。新入生はスーツに身を包み、晴れやかな表情で式典に臨んだ。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため新入生のみの参加で、保護者や家族らに向けてはインターネットでライブ配信が行われた。
農学部亜熱帯農林環境科学科の樅山(もみやま)陽向(ひなた)さんが学部入学生を代表して「学業に励み、人間性を豊かにし、本学諸規則を順守することを誓う」と宣誓した。
大学院入学生を代表して教育学研究科高度教職実践専攻の久高伶実さんは「学術を探求し、その深奥を極めるべく精進する」と決意した。
西田睦学長は「琉球大学は、特色ある優れた教育・研究の場だ。皆さんが大いに成長してくれることに期待するとともに、大学として精いっぱいのサポートをする決意だ」と激励した。
医学部医学科に入学した賀数りちさん(18)は「まだ入学の実感が湧かないが、入学式を終えて安心した。学べることが楽しみだ」。屋良美羽さん(18)は「勉強を頑張りつつ、キャンパスライフを楽しみたい」と笑顔で話した。 (吉田早希)