琉球新報社 
【読谷】女子ラグビー交流イベント「よみたんセブンズ2022」が3月26、27の両日、読谷村陸上競技場で開かれた。県外から有力チームを招き、琉球アイランドガールズラグビーフットボールクラブ（RIG）が7チームによるリーグ戦を行った。中学生による交流戦も行われ、県内選抜チームが神奈川のチームと戦った。
イベントは県内の女子ラグビー競技のレベル向上を図ろうと、読谷村ラグビーフットボール協会が中心となって3年前に始まった。今回は昨年、女子7人制ラグビー国内シリーズで8位だったYOKOHAMA TKMや高校全国一の関東学院六浦高などが来県した。15人制日本代表を目指して昨年立正大学に進学した糸満みやが、RIGに特別加入してプレーした。
中学生選抜で主将を務めた読谷中2年の大城紗和乃さんは「楽しかった。県内は競技者が少なくて試合ができないので、久しぶりの実戦ができて良かった」と刺激を受けた。「8月に九州の大会があるので、それまでにしっかりレベルアップしたい」と意気込みを語った。
事務局の林拓司さんは「県外チームに沖縄の練習環境の良さを知ってもらう機会になっている。地元チームにとっても大事なイベント。今後も続けていきたい」と競技の盛り上がりを期待した。
（謝花史哲）
