浦添市長「市民に銃口、あってはならない」「記者へ銃口」には見解控える 那覇軍港米軍訓練


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松本哲治市長

 【浦添】米軍那覇港湾施設(那覇軍港)で訓練中の米兵が基地の外にいた琉球新報記者に銃口を向けた件について、軍港の移設先となっている浦添市の松本哲治市長は5日、見解を問われ「しっかりとした事実関係を把握していない中での発言は控えたい。ただ、銃口が市民に向けられることがあってはならない」と話した。

 米側に対して「県民がおびえないよう配慮してほしい。ウクライナ情勢もあり、県民は米軍の訓練に敏感になっている」と求めた。軍港内での訓練実施については「県民感情に配慮してほしい」と述べた。
 (吉田健一)