県勢の活躍にちむどんどん プロ野球巨人主催の公式戦、那覇で開催


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
タオルを掲げ、巨人の大城卓三選手らを応援する1塁側スタンドの観客=12日、沖縄セルラースタジアム那覇(大城直也撮影)

 県内初となるプロ野球巨人主催の公式戦、読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズが開催された沖縄セルラースタジアム那覇に12日、県内外から多くの観客が訪れて熱い視線を注いだ。試合前からスタンドでは親子連れらが拍手を送った。

 県出身の巨人・大城卓三選手が得点に絡むヒットを放つと球場はどよめき、名前の入ったタオルが至る所で振られた。夫婦で訪れた那覇市の野原順市さん(60)は「打球や肩の強さにびっくりしている。やっぱりプロは違うな」とうなった。妻の玲子さん(57)は大城選手のファン。「正捕手への定着を願っています」と活躍に期待した。

 沖縄の日本復帰50年、那覇市制100周年を記念した試合。那覇市内のエイサー団体の演舞も華を添えた。
 (増田健太)