25歳、全国最年少の部会長に宮里翔太氏 沖縄県産業資源循環協会青年部 「SDGs活動広げたい」


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宮里 翔太氏

 産業廃棄物処分業や収集運搬業でつくる県産業資源循環協会の青年部会が8日、那覇市松尾のホテルコレクティブで2022年度通常総会を開き、部会長に株式会社宮里(名護市)の宮里翔太氏(25)が選ばれた。宮里氏は全国で最年少の部会長になった。全国協議会の大会が23年秋ごろに沖縄で開催される予定で、宮里氏は「全国から500人を超える人が参加する。沖縄が印象に残る大会にしたい」と語った。

 青年部会はこれまで、小中学生を対象にごみのリサイクルに関する「出前環境教育」、ビーチクリーンなどを実施してきた。21年度はコロナ禍で実施できず、代わりに国連の持続的な開発目標(SDGs)を解説する本140冊を小中学校に贈るなどの活動をした。

 宮里氏は21年11月に県の「おきなわSDGsパートナー」に登録した。「SDGsにも深く関わっているが、広く知られていない。SDGsパートナーとしても活動を広げ、県経済の発展に寄与していきたい」と語った。
 (安里周悟)