コザ高の淺野、女子高校5キロの部で2位 全日本競歩輪島大会


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第61回全日本競歩輪島大会の女子高校5キロで準優勝したコザ高3年の淺野愛菜(提供)

 第61回全日本競歩輪島大会は17日、石川県輪島市の日本陸連公認コースで行われ、女子高校5キロの部に出場した淺野愛菜(コザ高3年)が23分34秒で2位に入り準優勝した。

 女子高校5キロで準優勝の結果にも淺野愛菜(コザ)は満足していなかった。「優勝を目標にしていたので納得のいかないレースだった」と反省の弁が続いた。

 レース序盤から首位に立った。しかし2位との差はわずかで、残り1キロでライバルに追い抜かれた。逆転を狙ってゴールを目指す途中で競技人生で初の警告を受けたことを知った。「動揺してしまい、余裕をなくした」。レースに集中できず2位のままで終わった。

 競歩を始めて1年と競技歴は浅いが、レースのたびに好タイムを記録し、選手として自信をつける。今大会の前に技術指導を受け「より良いフォームに改善できた」と今後につながる収穫もあった。

 次の大会は4月末に男女合同で行われる県選手権。「男子相手に自分の力がどこまで通用するのか試したい」と闘志を燃やし、さらなる飛躍を誓った。
 (野添侑麻)