【竹富】西大舛高旬前町長の辞職に伴う竹富町長選は18日午後2時から開票が始まり、無所属新人で元町教育委員会職員の前泊正人氏(44)が初当選を決めた。無所属新人で前町議の那根操氏(70)との一騎打ちを制した。
選挙戦で争点となった西表島での町庁舎・多機能複合施設整備の在り方について、前泊氏は現行計画を「町にとって過大だ」と指摘し、適正な規模での整備を訴えた。
竹富町長選は17日に投票され、投票率は82・17%。投票者総数は2645人(男性1376人、女性1269人)だった。
前泊正人氏(まえどまり・まさと) 1977年7月生まれ、石垣市石垣出身。両親が町西表島祖納集落出身。九州共立大卒業後、会社員などを経て2008年から町職員として勤務。