男子優勝の西原高、エース3人が加点 首里に2月の大会の雪辱 高校バレー平安杯県予選


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西原―首里 第2セット、強烈なスパイクを決める西原の浜川宇響

 2月の冬季選手権大会で首里に接戦で敗れた西原は、3人のエースを軸に加点を重ね、雪辱を果たした。エースの一人レフトの浜川宇響は身長174センチとほかより小さい分、持ち前のジャンプ力を生かしたスパイクで相手のブロックアウトを誘い、勝負を決定付けた。連覇が懸かり、緊張もあったが「楽しみつつ、最後に決めることができてうれしかった」と安堵(あんど)した。

 前回大会は相手の勢いに押されたが、今回は第1セットからエース源河朝陽や安仁屋光葉らが次々に鋭いスパイクを相手コートにたたきつけた。一方、第2セットは主導権を奪われて落とした。第3セットは修正してサーブから攻め続け、逃げ切った。浜川は「県大会は通過点で全国ベスト4が目標」と次戦を見据えている。
 (金良孝矢)


 バレーボールの平安杯第67回全九州総合選手権(高校の部)県予選会は18日、豊見城市民体育館で男女決勝リーグの残り試合を行った。男子は西原が3戦全勝で優勝を果たした。準優勝は首里、3位が前原、4位は美里工だった。女子は2勝1敗で首里、西原、小禄が並び、セット率で首里が頂点に立った。準優勝は西原、3位は小禄、4位は前原となった。男女の上位4チームは5月13~15日、那覇市民体育館と豊見城市民体育館で開催される九州大会へ、県代表として派遣推薦される。

 

▽決勝リーグ2日目
 【男子】
西原 2―1 首里
西原 2―0 美里工
首里 2―1 前原
前原 2―0 美里工
 最終順位(1)西原3勝(2)首里2勝1敗(3)前原1勝2敗(4)美里工3敗