沖縄で今年初の真夏日 竹富町、葉タバコ青々


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強い日差しが照り付ける中、収穫作業に汗を流す葉タバコ農家の松崎邦彦さん=22日、八重瀬町仲座(大城直也撮影)

 沖縄気象台によると、沖縄地方は22日、太平洋高気圧のへりに当たった影響で各地で気温が上がった。竹富町波照間では30・1度(午後1時48分)を記録し、県内で今年初の真夏日となった。宮古島市鏡原で29・6度(同1時19分)、那覇市で29・2度(午前11時29分)を観測するなど、県内25の観測地点中、20地点で今年最高の気温を観測した。

 八重瀬町仲座の畑では葉タバコの収穫が行われていた。青空が広がった午前、強い日差しが照りつける中、収穫機に乗った農家の松崎邦彦さん(40)らが下葉を丁寧に摘み取っていた。収穫は3月末から始まり、6月中旬まで行われる予定。(狩俣悠喜まとめ)