復帰後の沖縄経済の変遷たどる りゅうぎん総研とNIACがリーフレット


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「本土復帰50年の沖縄経済のあゆみ」の制作にかかわった(左から)南西地域産業センターの玉城秀一専務理事、りゅうぎん総合研究所の伊藤和美社長、金城毅上席研究員=25日、那覇市泉崎の琉球新報社

 りゅうぎん総合研究所(伊藤和美社長)と南西地域産業活性化センター(NIAC、大嶺満会長)は25日、沖縄の施政権が日本に返還された1972年以降の沖縄経済の変遷をまとめたリーフレット「本土復帰50年の沖縄経済のあゆみ」を発行した。琉球銀行の各店舗、市町村の役所などで無料配布している。

 リーフレットは復帰45年の際にも発行したが、50年の節目に新たなデータを加えた。2022年3月までの経済関連の出来事がまとまった年表や主要経済指標の推移を網羅したグラフ、各項目の解説を記載しており、沖縄経済の移り変わりを一目に見て取ることができる。

 編集を担当したりゅうぎん総研の金城毅上席研究員は「コンパクトにまとまっているのでわかりやすいと思う。一般の方はもちろん、教育機関でもぜひ使用してほしい」と語った。

 問い合わせは、りゅうぎん総研(電話)098(835)4650。
 (與那覇智早)