沖縄に「メロンの里」があった 読谷、復活目指し取り組み推進


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読谷村で収穫したメロンを園児らに手渡したMHCトリプルウィンの大濱俊男シニアアドバイザー=18日、読谷村の読谷幼稚園

 【読谷】沖縄県読谷村でいちごを栽培するMHCトリプルウィン(東京都)は18日、読谷村の幼稚園や保育園7カ所にメロン76個を寄贈した。園児からは「やった」「楽しみ」と声が上がった。

 同社は2021年12月から試験的に苗を植えており、「メロンの里読谷の復活」を目指す。同年の苗から約千個を収穫し、村内や近郊のホテルなどにも提供した。現在は2回目の苗植えを実施し終え、6月に収穫する予定だ。

 読谷村営農知産地笑推進課によると、数十年前まで同村のメロン栽培は盛んだったが、時間の経過とともに衰退、現在は2軒の農家が栽培している。
 (名嘉一心)