基地の整理縮小、日米に「努力をさらに要求」と玉城沖縄県知事 <対日講話条約70年>


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玉城デニー知事

 1952年のサンフランシスコ講和条約(対日講和条約)の発効から28日で70年を迎えることについて、玉城デニー知事は27日、報道各社の取材に対して「現在も米軍基地の問題、日米地域協定の問題は非常に重い課題としていまだ解決の道筋に立っていない」との見解を示した。

 日本政府に対しては「取り得る努力を、さらに沖縄から要求しなければならない。改めてそういう節目だと認識してほしい」と述べ、基地の整理縮小や日米地位協定の改定に向けて、政府への要望を続けていく考えを示した。
 (池田哲平)