沖縄コロナ1683人、今月最多 病床使用率は40%を下回る(4月29日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は28日、新型コロナウイルスの新規感染者は過去4番目に多い1683人だったと発表した。今月最多。木曜日としては過去2番目の多さで、先週木曜日より6・9%(110人)増加した。2日連続で前週の同じ曜日を上回った。依然として10代以下の感染が多い。

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 新規感染者の年代別内訳は10歳未満296人、10代338人、20代213人、30代256人、40代251人、50代155人、60代76人、70代50人、80代22人、90歳以上10人。

 新型コロナの病床使用率は低下し、39・9%となった。30%台に下がるのは20日ぶり。重症者用病床使用率は10%だった。

 米軍の新規感染者は125人で、いずれも所属は不明(確認中含む)。27日の新規感染者156人について、不明(確認中)としていた内訳を公表し、最多は嘉手納基地の44人だった。

 県は27日に発表した県立八重山病院でのクラスターについて、人数は6人と説明した。同病院は11人の感染が判明し調査したところ、計12人の感染が判明した。同一感染源の6人がクラスターに含まれ、残り6人の感染経路は調査中という。 (稲福政俊)


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