オキジムが増収率トップ 学校への通信整備で押し上げ 沖縄県内企業21年売上高 東商ランキング


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 増収率のトップ企業はオキジムで前年比37・7%増だった。

 学校の通信環境整備へ児童生徒に1人1台端末を配備する「GIGAスクール構想」によって自治体にパソコン導入が進み、売り上げを押し上げた。2位は大成ホームの30・3%増。戸建て住宅で40億円前後を維持、マンション「リゾートテラス伊祖」の販売や公共工事の増加によって売上高が過去最高となった。

 3位は山城石油で、コンビニを併設したガソリンスタンドの出店効果で19・3%増だった。

 4位の沖縄メディコは中部支店の通年稼働やコロナ対応商材の受注増で15・1%増となった。

 5位の仁愛会は浦添総合病院や同病院検診センターなどを経営し、15・0%増と4年連続で売上高を伸ばしている。