沖縄コロナ1761人感染 前週比343人増 過去3番目、火曜としても最多(5月4日朝)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は3日、10歳未満から90歳以上までの1761人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。過去3番目に多い新規感染者数となった。前週の同じ曜日と比べ343人増加し、これまでの火曜日の新規感染者数としては過去最多となった。このうち宮古島市では152人の新規感染者を記録し過去最多となった。

 県の宮里義久感染対策統括監は感染者の増加の要因について「ゴールデンウイークの前半の影響が出ているのではないか」と語った。

 新規感染者数は1日から前週と同じ曜日を上回っており、感染が拡大している。3日の感染者数は今年1月15日の1826人、同月13日1816人に次いで3番目。宮古島市の感染者数は今年1月8日の132人を20人上回った。宮里氏は「人流が活発化する中、症状がある場合は外出を控え、大人数の食事をしないなど、基本的な感染対策を行ってほしい」と呼び掛けた。
 (狩俣悠喜)