丸三ランドリーで古着かりゆしを回収、再生へ ヤンバルホステルの企画に協力


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「OKINAWA SUITS」を着る丸三の荷川取社長(左)と小山氏(提供)

 古着のかりゆしウエアでファッションスーツ製作するプロジェクト「OKINAWA SUITS(オキナワスーツ)」プロジェクトで、クリーニング業の丸三(那覇市、荷川取浩二社長)は1日から、古着かりゆしの回収を始めた。丸三ランドリー全店舗のカウンターで回収する。

 同プロジェクトは、衣類の大量廃棄問題の解決を目指し、国頭村の宿泊施設「YANBARU HOSTEL(ヤンバルホステル)」オーナーの小山健一郎氏が中心となって取り組んでいる。

 荷川取社長はプロジェクトの趣旨に共感。「社としては、大切な1着を長く着てもらい衣類の廃棄物を少しでも減らしたい」と語った。小山氏は協力に感謝し「クリーニングのついでに着用しなくなったかりゆしウエアを丸三ランドリーへ持ち込んでほしい」と呼び掛けた。
 (長嶺晃太朗)