「驚いた」観光で来県の2人が1万人目に 「シルクロード展」沖縄県立博物館・美術館で8日まで開催中


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沖縄美ら島財団の木下龍太さん(左)から記念品を受け取る「悠久のシルクロード展」1万人目の入場者となった野津ららなさん(中央)と小川美月貴さん=6日午前11時ごろ、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館

 那覇市の県立博物館・美術館で開催中の「悠久のシルクロード展」(主催・沖縄美ら島財団、琉球新報社、宣伝)の来場者が6日、1万人を突破した。

 1万人達成セレモニーが同日開かれ、東京都から観光に訪れた小川美月貴さん(23)と野津ららなさん(23)に、同展のはがきやエジプト発祥のパン「アエーシ」を再現できるパンミックスなどオリジナルグッズが贈られた。2人は「驚いた」と笑顔を見せた。

 本展では、シルクロードに関する仏像や絵などが116点展示されている。

 小川さんはウズベキスタンを旅行し、シルクロードをほうふつとさせるお皿や置物などを見た経験があり、今回訪れたという。奈良県出身の野津さんは地元で同様の展示展を見たことがあり今回、来場した。

 沖縄美ら島財団の木下龍太統括責任者は、「仏陀坐像が一番の見どころ。日本の仏陀とは表情などが違うのでぜひ見てほしい」と来場を呼び掛けた。

 開催は5月8日まで。最終日は入場時間が午後7時30分まで。

 (狩俣悠喜)