【伊江】社会福祉法人麗峰会特別養護老人ホーム・いえしま(磯ひとみ園長)の園長やスタッフ、利用者代表が4月27日、伊江村B&G海洋センターを訪れ、内間常喜教育長や万壽祥久教育課長、大城和彦センター長らに感謝状を手渡した。村のB&G海洋センターは1985年に開設されたスポーツ施設で、老朽化が進み28日で閉館した。
老人ホームいえしまはB&G海洋センターと隣接する。コロナ拡大前の2018年の第30回運動会まで同センターで開催した。村関係者や家族が見守る中、楽しいひとときを過ごした思い出が詰まった場所でもある。
入所者の島袋恵美子さん(83)は「このプールで水中運動をした。いっぱい利用させてもらった」と当時に思いを巡らせ、玉城キクさん(93)は「私は運動会で2回も選手宣誓したよ」と懐かしそうに話した。
磯園長は「施設が隣同士なので、30回大会の運動会まで利用させてもらいました。そのお礼の気持ちを伝えたいと来たのですが、教育長、教育課長、センター長に出迎えてもらって感激しています」と話した。
帰りには新しい体育館の外観を眺めながら「今年はこの体育館で運動会ができるといいなあ」と話しながら、帰路についた。
(知念光江通信員)