日本、米に善戦も0-1で敗れる 宮城は先発出場 女子デフサッカー予選リーグ


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アメリカの選手と競り合う日本代表選手(日本ろう者サッカー協会提供)

 ブラジルで開催されている聴覚障がい者の総合スポーツ大会「第24回夏季デフリンピック」の女子サッカー日本代表は7日午後10時(現地時間同日午前10時)、アメリカと予選リーグ第3戦を行い、善戦したものの0―1で敗れた。日本は1勝2敗。自力での決勝進出はなくなった。優勝候補のアメリカに前半は0―0で折り返した。後半終了間際に得点を許した。

 スタメン出場した県出身のDF宮城実来は「前回王者のアメリカを1点で抑えることができたのは誇り。一方で、勝てたんじゃないかと悔しさでいっぱいになった。最後まであきらめずメダル獲得に向け頑張りたい」と話した。

 久住呂幸一監督は「しっかり守り、前半は0点で抑えた。後半途中から点を取りに行こうという思い通りの流れだった。選手はしっかり役割をこなしてくれた。しかし、残り3分にアメリカの選手に素晴らしいシュートを決められてしまった」と悔やんだ。

 第4戦は11日午後10時(現地時間同日午前10時)、開催国のブラジルと戦う。