「全ていい投球」 東浜の快挙に沖縄の関係者も祝福


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春の選抜で、最後の打者を三振に取って優勝を決めガッツポーズする沖縄尚学の東浜巨=2008年4月、阪神甲子園球場

 ソフトバンクの東浜巨が沖縄県勢初のノーヒットノーランを達成し、沖縄尚学高野球部時代の恩師・比嘉公也監督は「全ていいピッチングだった」と手放しで褒めた。また同じソフトバンクでプレーした島袋洋奨・興南高コーチ(興南高―中央大出)は「とてもうれしく、勇気をもらえた」とたたえた。普段はテレビ中継で野球観戦はしないという比嘉監督。偶然テレビで見た教え子の投球が沖縄球界初の偉業となった。「ストレートの質がよかった。四球2つで球数も少なく、全ていい」と太鼓判を押した。

 2008年に東浜を擁して臨んだ全国高校野球選抜大会で優勝。東浜について「(投球を)見た時からプロに行くのはこういう子だと思った」と振り返る。「常に一線で活躍し、期待される大変な中でプレーしている。最高の結果を出したことは自信に変えていい」とエールを送った。

 島袋コーチは、終盤の緊張感漂う場面をテレビで見守った。「本当にすごいとしか言いようがない。楽しませてもらった」と感謝の言葉も述べた。

 2学年上の東浜とは高校、大学時代に投げ合い、ソフトバンクでも先輩として慕ってきた。現在は母校の興南高で後輩の指導に当たっており、東浜の活躍に「沖縄の人が頑張っていることを(子どもたちにも)感じてもらいたい」と願う。17、18日は那覇市で西武戦が予定される。「引き続き快投が見れるよう応援したい」と期待を込めた。
 (金良孝矢)