第一交通、沖縄県内の売上高が増加 3月期決算


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 第一交通産業(福岡県、田中亮一郎社長)は13日、2022年度3月期決算を発表した。沖縄県内で展開する事業の売上高は前期比2%増の67億5400万円だった。前期より増加したものの、新型コロナウイルスの影響でバスやタクシーの利用者の減少が続いている。

 バス事業は同8・9%増の36億8800万円だった。前期に比べると人の動きが多少出てきたが、修学旅行や県内外の団体客が減少し、外国人観光客もゼロの状態が続いている。

 タクシー事業は同5・5%増の9億2700万円だった。

 不動産賃貸事業は0・3%増の6億4500万円、不動産分譲事業は4億4900万円だった。

(玉城江梨子)