琉球新報社 
【うるま】ヤギ料理やヤギとの触れ合いが楽しめるイベント「ヤギフェスティバル」（同実行委員会主催）が4、5の両日、うるま市のうるマルシェで開かれた。大型連休中で多くの家族連れでにぎわった。県内のヤギ料理の名店が一堂に集まり、来場者はヤギ料理を堪能した。
目玉イベントの「第2回県全島ヒージャーオーラセー大会」は両日、5試合ずつ行われた。ヤギの熱い戦いに会場は興奮に包まれ、観客は大きな拍手と声援を送った。
ヤギの中身汁を提供した、さちばなミート（那覇市）の棚原有生代表は「イベントがにぎわってうれしい。沖縄のB級グルメとして多くの人がヤギを食べてほしい」と話した。イベントを企画した実行委員会の仲西洋陽会長は「ヤギの生産コストの課題など、ヤギにまつわる諸課題を農家や飲食店が集まることで、一緒に解決するきっかけになればいい」と語った。
（石井恵理菜）
