辺土名の森でキャンプや星空観察! 国頭・森林公園がリニューアル


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天文台施設の望遠鏡

 【国頭】国頭村辺土名の村森林公園が4月23日、リニューアルオープンし、セレモニーが開かれた。リニューアルされた天文台施設を活用し、村の観光資源である星空の魅力を広く発信する。

 4月からティーシーエイ(大阪府、柿内裕一代表)が施設指定管理者となった。改修整備された施設を含め、3棟のバンガロー、5棟の樹上ハウス、キャンプエリアなどの管理に当たる。

 今後、星空観察の普及と同時に光害が自然に与える影響や自然との共存について啓発を行う。光害対策の一環として、対策を施した自販機を設置して、売り上げの一部を世界自然遺産のやんばる3村の環境保全に寄付するという。

国頭村森林公園グランドオープンでテープカットを行う関係者ら=4月23日、国頭村森林公園内バンガロー広場

 柿内代表は「世界自然遺産に登録され、世界からも注目される場所。その魅力ある場所をぜひご覧いただこう、ということを目標に頑張る」と決意を述べた。

 村の田場盛久経済課長は「ティーシーエイには、これから、村内各種団体とも協力し、それぞれの専門分野を結集して、森林公園のみならず村全体のイメージアップ、活性化にご尽力いただけると期待している」と話した。

 予約、問い合わせは(電話)0980(43)0514。ホームページアドレスはhttps//www.Kunigami-forest-park.org/

 (新城高仁通信員)