脱炭素へ提携 仏大使が意欲、知事と意見交換


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
フィリップ・セトン駐日フランス大使(左)と会談する玉城デニー知事=20日、県庁

 玉城デニー知事は20日、来県したフランスのフィリップ・セトン駐日大使と県庁で会談し、脱炭素社会実現に向けた取り組みや沖縄との国際交流などについて意見を交わした。セトン大使はクリーンエネルギー分野での提携に意欲を示し、「沖縄での水素エネルギーの発展に関心を持つフランス企業がある」と述べた。

 玉城知事は「フランスのニューエネルギー技術も含めた、世界の先進的な取り組みを研究するための職員派遣や、領事館での協議などの協力をお願いしたい」と述べた。

 このほかセトン大使は、昨年の東京五輪の男子バレーボールで金メダルを獲得したフランス代表の事前合宿を沖縄市が受け入れたことへの謝意を伝えた。