キングス、CS初の決勝進出 ブザービーターで決めた!島根に72-70


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤
琉球-島根 第1クオーター、ドリブルで攻め込むキングスの岸本隆一=22日、沖縄市の沖縄アリーナ(小川昌宏撮影)

 プロバスケットボールBリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)準決勝で、琉球ゴールデンキングス(西1位)は22日、沖縄アリーナで島根(西2位)と第2戦を行い、72―70で勝利した。2連勝でBリーグ開幕以来、5度目のCS挑戦で初の決勝進出を果たした。

 キングスは開始から速いボール回しでテンポを上げて攻撃のリズムをつくった。ゴール下にもアタックしながら得点機につないだ。しかし島根も簡単には流れを渡さず。要所でリバウンドを奪い一進一退の攻防を繰り広げた。

 第3クオーターに島根がわずかにリードを広げ53―58で迎えた最終の第4クオーター。キングスは今村佳太の得点などで逆転に成功するも、島根も粘って同点に追いついた。残り11秒で70―70。岸本隆一の3点弾が外れ、反応したドウェイン・エバンスが攻撃リバウンドを奪いねじ込んで勝ちきった。

 決勝は東京体育館で28、29、31日に行われ、川崎ブレイブサンダース(東2位)を破った宇都宮ブレックス(東4位、ワイルドカード)と対戦する。