美ら海水族館を満喫 親子21人を海洋博公園に招待 沖縄美ら島財団とランチサポート


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海洋博公園に招待された子ども食堂に通う子どもたち=21日、本部町石川

 沖縄美ら島財団(花城良廣理事長)とおきなわこども未来ランチサポート(実施主体・琉球新報社、おとなワンサード、日本郵便沖縄支社)は21日、子ども食堂に通うこどもたちと家族21人を海洋博公園(本部町石川)に招待し、ピクニックを開催した。子どもたちは沖縄美ら海水族館などを見学し、楽しい時間を過ごした。

 沖縄美ら島財団はこれまでもランチサポートに菓子や次亜塩素酸水などを提供している。財団から「食料品の提供だけでなく、子どもたちに社会的・文化的体験も提供したい」との申し出があり、実現した。

 参加したのは北谷町で運営している呼吸こども食堂(張夢雅代表)に通う子ども14人と大人7人。北谷町から公園までの移動は東京バスの協力で大型バスを使用し、昼食はMIZUTOMI(うるま市)が特製ハンバーグ弁当を提供した。

 公園で子どもたちを迎えた財団水族館管理部兼事業部の佐藤圭一統括が「水族館では最近、イルカとマナティーの赤ちゃんが生まれた。おっぱいを飲んでいるところも見られるかもしれないので、よく観察してほしい」と歓迎した。

 子どもたちはイルカショーのオキちゃん劇場を見て、イルカ、マナティー、ウミガメの赤ちゃんを観察した。水族館では一般入場者が立ち入らない裏側のバックヤードも案内され、魚たちの餌づくりの様子や大型冷凍庫などを見学した。子どもたちは案内する職員に「水槽には何種類のお魚がいるの?」などと熱心に質問していた。
(松永勝利)