琉球朝日放送、3月期は増収増益 非常勤取締役に津川氏


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 琉球朝日放送は23日、2022年3月期の決算と役員人事を発表した。

 前期に新型コロナ拡大の影響で落ち込んだスポンサー企業の広告出稿が回復したことにより、売上高は前期比6・8%増の41億583万円となった。経常利益は同78・6%増の2億8730万円、純利益は同75・2%増の2億1177万円で増収増益だった。営業費用は、放送関連の設備投資により減価償却費が増加したが、業務委託料の減少や経費削減により収益増に寄与した。

 役員人事は、非常勤取締役にテレビ朝日ネットワーク局ネットワーク戦略担当部長の津川章久氏が就き、村上宣雄氏(朝日新聞社ネットワーク総務)は退任する。6月20日の定時株主総会で正式に決定する。

(與那覇智早)