イノシシ山芋その後も成長 ちむどんどん撮影地の近くで収穫 今帰仁


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イノシシのような形をした山芋

 【今帰仁】今帰仁村諸志の與那嶺利男さん(84)が畑で掘り出したイノシシの子どものような形の山芋が着々と“成長”を遂げている。口元に当たる所から生えた芽が成長し、牙のようになった。

イノシシの形をした山芋を手にする(左から)與那嶺利男さん、孫の宮城大介さんとひ孫の璃一ちゃん=14日、今帰仁村諸志

 山芋は今年2月、與那嶺さんがNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」の撮影地の近くの畑で収穫した。手足があり、ひげ根が頭の毛にも見えたことから「イノシシ?いいえ山芋です」の見出しで2月15日付本紙に掲載された。しばらく食べずに保管していたところ“牙”が生えてきたという。

 娘の宮城和枝さんと孫の大介さん(28)は「進化しているね」と笑顔を見せる。一方、ひ孫の璃一ちゃん(2)は「怖い」と顔を背け、変わった形のイノシシに「ちむわさわさー」している様子だった。

(長嶺晃太朗)