プロバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングスの選手らは26日、東京体育館で28日から行われるチャンピオンシップ(CS)決勝に向けて那覇空港を出発した。リーグの年間王者を決めるCS決勝は宇都宮ブレックス(東4位、ワイルドカード)と戦う。27日は同会場で練習を行い、28日から初優勝を懸けた決戦が始まる。
チームは26日午前中、トレーニングで汗を流し、最終決戦に向けて調整を行った。出発前、桶谷大ヘッドコーチ(HC)は記者団の取材に応じ「CSに入っていいバスケットができている。ここに来て同じ方向を向いてプレーでき、いい感じで東京に行ける」とチームの状態を評価した。
決勝に臨むに当たり「勝つことで、この沖縄のバスケット全てが変わると思っている。沖縄のバスケットを日本バスケット界に知らしめるためにも大事な試合になると思っている」と意義を強調した。目指すは「優勝すること」と断言し「いつも通り自分たちがやるべきこと、できることをコントロールして一つずつ前に進みたい」と意欲を燃やした。
ファンに向けては「みんなが僕たちに託していると感じている。期待を裏切らないよう頑張りたい。皆さんの力が必要。念を送ってほしい」と呼び掛けた。
決勝は2戦先勝方式で、第1戦は28日正午、第2戦は29日午後4時5分、第3戦は31日午後7時5分に試合開始となる。