国税庁と沖縄国税事務所は28日、泡盛および伝統的酒造りシンポジウムを県立博物館・美術館の講堂で開催した。造り手や消費者、行政など泡盛に関わるさまざまな分野の関係者が登壇し、若い人に泡盛の魅力をどう伝えるかや、お勧めの泡盛の飲み方などについて意見を交わした。
シンポジウムは沖縄の日本復帰50年と沖縄国税事務所の創設50年に合わせて開催した。会場には100人が来場し、オンラインでも400人が参加した。
第1部は沖縄国税事務所主任鑑定官の相澤常滋氏が基調講演したほか、財務副大臣の岡本三成氏、モデル・女優の崎山一葉氏、泡盛倉庫店長の比嘉康二氏によるパネルディスカッションを行った。比嘉店長は「酔うためではなくより良く生きるために泡盛をおいしく飲んでほしい」と泡盛愛を語った。第2部は酒造メーカーなどによる講演があった。(與那覇智早)