沖縄コロナ466人感染 減少するも施設療養者多数


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 県は30日、10歳未満から90歳以上の466人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1人が死亡した。先週月曜日から196人減少した。前週比も0・76と2週連続で1を下回り、減少傾向にある。しかし入院患者が300人を超えており、施設内療養者数が多いことから、県の宮里義久感染対策統括監は「感染全体の状況が良くなったとは言えない」と引き続き警戒を呼び掛けた。

 福祉施設123カ所で計347人が施設内療養を続けている。内訳は高齢者施設101カ所で270人、障がい者施設22カ所で77人と療養者数の高止まりが続いている。

 新規感染者は30代が90人と最多。入院患者は309人。推定感染経路は家庭内が179人、続いて職場内と友人・知人が32人となった。県全体の病床使用率は48・1%で重症者用病床使用率は20・0%だった。(金盛文香)