ソラシドエア、2期連続赤字 羽田ー那覇の利用率7ポイント減52%


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 航空会社のソラシドエア(宮崎県、髙橋宏輔社長)は30日、2022年3月期決算を発表した。売上高に当たる営業収入は前期比28・8%増の261億200万円となった一方、経常損失が53億8600万円、純損失29億3900万円で2期連続の赤字となった。

 新型コロナウイルス感染症の影響で乗員数が伸び悩む中で営業費用を削減し、経常損益ベースで赤字幅を42億6200万円縮小した。利用率は羽田―那覇が前期比7・1ポイント減の52・2%、羽田を除く那覇発着6路線は同1・2ポイント増の41・4%だった。

(小波津智也)