琉球新報開発、社長に新垣氏 22年3月期決算は増収増益


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新垣 順基氏

 琉球新報開発は1日の取締役会で、糸数淳社長(62)が退任し、新垣順基常務(61)が社長に昇格する役員人事を内定した。会長の玻名城泰山琉球新報社社長(62)も退任し、非常勤取締役の普久原均同社取締役広告事業局長(57)が会長に昇格する。普久原氏と新垣氏がそれぞれ代表権を持つ。増収増益で2期ぶりに黒字となった2022年3月期決算も承認した。21日の株主総会と取締役会で正式決定する。

 常務には友寄隆哉琉球新報社北部支社長(58)、取締役には富川盛夫執行役員(58)が就任する。非常勤取締役には松元剛琉球新報社取締役編集局長(56)、外間聡同社総務企画局経理企画グループ長(57)が就任する。非常勤監査役には与那嶺明彦同社総務企画局人事グループ長(54)が新たに就任する。玉城常邦専務(63)と石垣清美取締役(63)は退任する。

【左から】友寄隆哉氏、富川盛夫氏

 決算は売上高が前期比1.9%増の25億5196万円となった。チラシ売り上げや広告売り上げなどが前期を上回った。経常利益は4177万円、純利益は3312万円で、2期ぶりの黒字となった。