夢を描いたサッカーボール、FC琉球が県内小学校に1000個寄贈 公募デザインを採用


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ボールのデザイン公募でグランプリに選ばれた泊小3年の宇田川結菜さん(右)とボールの贈呈で学校を訪れたFC琉球の大森理生選手=15日、那覇市の泊小学校

 サッカーJ2のFC琉球は、離島を含む県内全ての小学校にサッカーボールを寄贈する「夢ボールプロジェクト2021」を実施した。新たな試みとして県内在住の1~6年生を対象にボールのデザインを公募し、グランプリに選ばれたデザインを贈呈するボールに施した。泊小学校3年生の宇田川結菜さんの作品がグランプリに選ばれ、採用された。FC琉球の大森理生選手らが15日に泊小を訪れ、宇田川さんにボールを手渡した。

 ボールにはハイビスカスをイメージしたという花柄が黄色や紫色、ピンク色で描かれ、かわいらしいデザインとなっている。宇田川さんは「選ばれたと聞いて家族や親戚が一番喜んでくれた」と照れ笑いした。デザインされたボールは県内266校に各4個ずつ計1064個を贈る。
 (大城三太)