外国人技能実習生、農業の技術取得へ ベトナムやインドネシアの29人 JAおきなわで入国後講習の閉講式


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 JAおきなわは17日、第7、8期の外国人技能実習生入国後講習閉講式を那覇市のJA会館で開いた。今期の実習生はベトナム人10人、インドネシア人19人の計29人で、実習生らは今後3年間にわたり糸満市を中心に県内の受け入れ農家の下で農業の技術を学ぶ。

 本来、第7期生は2021年7月、8期生は22年1月の入国を予定していたが、新型コロナ感染症の世界的流行で入国が大幅に遅れていた。実習生らは5月13日に沖縄入りし、宜野座村のJAおきなわ教育研修所で1カ月間、入国後講習を受講した。閉講式では一人ずつに講習修了証書と記念品が手渡された。

 実習生代表であいさつしたインドネシア出身のリキ・イルハム・ナディルさんは、講習期間中は日本語や日本の文化、農業の知識を学んだと話し「学んだことを生かして実習に取り組みたい」と意気込んだ。

(当銘千絵)