たぶろう展、県内3人入賞 東京、3年ぶり開催


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たぶろう展で自らも出展した、たぶろう美術協会副会長の比嘉美津子さんと出展作品=都内の国立新美術館

 【東京】たぶろう美術協会主催の第55回全国公募展が15日から、東京都港区の国立新美術館で始まっている。27日まで。県内からは3人が入賞した。

 展示会は首里城再建支援チャリティーの絵画販売コーナーも設置。首里城をテーマにした作品も展示され、観覧者が見入っていた。

 たぶろう(Tableau)はフランス語で絵や絵画を意味する。同公募展は、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった。30号以上200号までの圧巻の作品が全国からそろい、展示されている。県内からも8人が出展した。

 県出身でたぶろう美術協会の副会長を務める比嘉美津子さんも首里城をテーマにした作品を出展した。比嘉さんは「協会には沖縄好きの人も多く、コロナ禍で創作に時間をかけられた分、沖縄をテーマにした力作も展示されている」と参観を呼び掛けた。

 沖縄関係者の受賞は次の通り。(敬称略)

 新人佳作賞 ケイト・オカラハン▼ホルベイン賞など ジョーダン・トニー▼彩美堂賞 田中美貴子
 (斎藤学)