沖縄コロナ1012人、前週比1割減 本島病床使用率45%(6月20日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は19日、10歳未満から90代までの1012人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週日曜日に比べて約1割減った。

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 施設内感染により県対策本部が支援に入っている社会福祉施設は計72カ所あり、合計244人が施設内で療養している。このうち高齢者施設では241人が療養中で、酸素投与を受ける人が9人いる。

 新規感染者を年代別にみると、一番多いのは10歳未満の204人で、次いで10代の172人、40代の150人、30代の149人と続いた。

 推定感染経路が分かっているのは540人で、内訳は家庭内が386人、友人・知人が87人、職場内44人、施設内12人などだった。

 病床使用率は39%で、圏域別では沖縄本島地区が45・6%と高く、宮古、八重山両地区は共に4・5%だった。  米軍関係については米側から情報提供がなく、基地内陽性者の発表はなかった。 (知念征尚)


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