こだわりのホットドッグとかき氷 PLUS MINUS(豊見城市)<うちなー味まーい>55


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人気メニューのチーズチリドッグとスペシャルかき氷の「アポロ」(左)。お口直しにスムーチコーヒーも

 温かいものと冷たいの、どちらを食べようか―。そんな迷いをどちらも満たしてくれるのが、2021年9月、豊見城市にオープンした「PLUS MINUS(プラスマイナス)」だ。メインメニューはホットドッグとかき氷。北海道出身のオーナー欠(かけ)畑(はた)健一さん(46)が「ホットドッグが好きなのと、度肝を抜かれるかき氷を出したい」との思いでオープンした。

 12種類ほどあるホットドッグの中で、店のイチオシがチーズチリドッグ(税込み850円)。北海道産小麦100%のパンで、自家製ソーセージを挟む。3種類をミックスした店オリジナルのチーズがこれでもかと溶け出し、パンを包み込む。上には緑色のハラペーニョがのって彩りを加える。

 一口かぶりつくと、サクッとした食感の後に、ソーセージにブレンドされた店独自のスパイスが鼻を抜ける。豚の臓器や背脂も混ぜ合わせており、味わいはジューシーだ。最後にハラペーニョのピリッとした辛みが味を引き締める。

 少し汗をかいたら冷たいものでクールダウン。高さ約25センチの「スペシャルかき氷」が登場だ。チョコレートやイチゴの“ソース”がかかった「アポロ」(同950円)や、「黒蜜きなこ」(同900円)など10種類以上のラインアップをそろえる。見た目も味も両方楽しめるメニューだ。

 各品ともこだわって作る欠畑さんは「ぜひ一度『体験』してみてほしい」と来店を呼び掛けた。

 営業時間は午前11時~午後10時。水曜定休だが祝日に当たれば開店する。豊見城市座安288の3、(電話)098(960)7891。

(照屋大哲)

一つ一つのメニューに「こだわって」提供しているオーナーの欠畑健一さん=9日、豊見城市座安