空手通し世界平和祈る 流派超え20人が交流稽古 稽古後に黙とうも


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ウクライナとロシアの平和を願い、稽古した参加者ら=3日、嘉手納児童館

 【嘉手納】沖縄拳法空手道協会副会長の喜屋武徹さん(62)=読谷村座喜味=は3日、ウクライナとロシアの戦争終結を祈る交流稽古を嘉手納児童館で実施した。本部御殿手の中城ジュニア空手スクール(中城村)と剛柔流の沖縄剛柔流空手道人道館(うるま市)の館長ら約20人が参加し、世界平和を祈念した。

 参加者らは各流派の型や組手を体験した。稽古終了後に全員で黙とうし、戦争のない平和な世の中が訪れるように願った。喜屋武さんは「一日でも早くウクライナの地が平和になってほしい」と述べた。
 (名嘉一心)