ローストビーフにも白身魚にも!沖縄黒糖を使ったビュッフェ ダブルツリー首里城、黒糖消費拡大で企画


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ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城のビュッフェなどで提供される沖縄黒糖を使った料理やスイーツ

 ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城(クレイグ・マクガヴァン総支配人)は、コロナ禍の観光需要低下によって在庫過多となった沖縄黒糖の消費拡大を目的に「沖縄黒糖×SUI(首里)マルシェ~みんなで応援!沖縄黒糖!」を5日から開催する。ビュッフェなどで沖縄黒糖を使ったメニュー18品を提供する。10月3日まで。

 グランドキャッスルカフェ&ダイニングでは低温調理で仕上げたローストビーフ黒糖黒蜜のラケ、白身魚の黒糖オランデーソーススナップエンドウ添えなど12品を提供する。中国料理「舜天」は県産ソーキの黒糖黒酢赤ワイン煮ごぼうソースなど4品、カフェラウンジが2品。

 グランドキャッスルカフェ&ダイニングの豊永健二朗料理長は「黒糖はミネラル分が豊富で健康にいい。メーンにも名脇役にも使える」と黒糖の魅力を語った。

 料理の一部を試食した県黒砂糖協同組合の西村真専務理事は「どれもおいしい。ほかの飲食店にも波及するといい」と期待した。 (玉城江梨子)