不正受給の学童クラブ、新たな児童受け入れ先にめど 名護市が保護者に説明会


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名護市役所(資料写真)

 【名護】名護市内の学童クラブで補助金の不正受給があり、二つの学童の運営が危ぶまれている問題で、児童らの新たな受け入れ先の確保にめどがついたことが4日、分かった。

 市は同日、新たな受け入れ先などを説明するため、保護者説明会を開催した。

 市によると二つの学童には現在、60人以上が在籍する。その内、希望する児童らが別の学童クラブに移るという。

 市の担当者は「一人親家庭も多いので、切れ目なく、できる限り同じ条件の受け入れ先を模索してきた」と話した。

 説明会に参加した保護者は「部活の送迎などを引き続きやってもらえるのか気になるが、新たな受け入れ先が見つかって良かった。ありがたい」とほっとした様子だった。
 (長嶺晃太朗)

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