オリオンベーカリー(うるま市)が破産手続きを開始 コロナで業績不振 東商リサーチ発表


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 東京商工リサーチ沖縄支店は8日までに、オリオンベーカリー(うるま市、玉那覇良明代表)が、6月22日に那覇地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。業績不振が原因で、負債総額は約9400万円。

 製パン業者として1970年に創業し、90年頃からは県営・市営の団地などに出向いてパンの移動販売を行っていた。2019年12月期は約1億9千万円の売上高を計上していた。

 コロナ禍の影響で20年3月頃から売上高が減少した。21年10月に大手流通店舗との契約が打ち切りとなり、同年12月に事業を停止していた。

(與那覇智早)